通関電子データ 必須とは

日本郵便の「国・地域別の差出可否 一覧表」を見ると、国別に、通関電子データ 必須とか推奨とか記載されていますが、FedExでは、ETD使わなくても、また、クロネコ国際宅急便では手書きインボイスを添付しても、米国など電子データ必須とされている国へも発送できていますよね。

なんか腑に落ちなくて、、、、必須とか言いながら、実はどっちでもいいんかい!といつも思ってしまいます。

国際郵便だけ「必須」なんですか?

ちょっと質問の答えとは外れてしまいますが
人によって文字を書くのに綺麗汚いもしくは解読不明な達筆な方もいらっしゃいます
配送会社としては読めない手書きよりPCやスマホなどで書かれた方が
確実に読め発送や届けることが出来るので
だから手書きを無くして行きたいのではないかと思います

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検索すると出てくると思うのですが、通関電子データを義務化しているのは国際郵便です。
これは 万国郵便連合で決められたことです。

他の発送方法は通関情報を電子データで送ることが出来るというものですが、電子データで送らないと手間が増える輸送業者が多くなります。
また、通関時のミスも増えていきます。

最近は電子データ中心ですが物理的なインボイスをつけていたころは、DHLやFedexがそのインボイスを日本からFAXで送信するなどしていました。
その結果、通関は遅れますし、日本からの送信を忘れれば荷物が通関しなくなります。
今でも電子データを受け付けない国があり、そういった国あてにFedexで発送する場合、ラベルが3枚発行されると思います。
このラベルを人力で送信する必要があり、電子データに慣れた集荷担当だと見逃してしまうことがあるので付箋などで見分けがつくようにしています。

電子データを使ってくれない取引先に対して快くは思っていないのが現状ですので、義務ではなくとも可能であれば電子データを使ったほうが良いです。

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実は、数日前、初めて、オランダとベルギーから注文が入って、クロネコ国際宅急便かイーロジのFedEx使おうか迷っていました。

国際郵便の一覧表見ると、両国とも赤字で通関電子データ「必須」と書かれていて、そんな国に、ETD使わないFedExや、手書き送り状の国際宅急便で出したら、通関で止まるんじゃないかと心配になりました。という事情で、ちょっとここで聞いてみました。

toratoraさんのお話から察すると、「必須」というのは、万国郵便連合の取り決めに従った日本郵便からの要請であって、通関側の要請ではないという理解でよろしいでしょうか。

国際宅急便なんか、未だに手書きの複写の送り状を使っていて、電子化しようという動きは全くないですよね。FedEx(イーロジ)も、ETD使えば、インボイスを印刷しないで済みますよ、程度で、強くは推奨してこない。ただ、郵便局だけ、「国際郵便マイページサービス」経由以外受付けない的な強硬姿勢。

通関電子データ「必須(赤字)」というのは、各国通関側の都合というより、日本郵便の電子化したいという強い拘りなんでしょうかね。

万国郵便連合に加盟している国が結んでいる万国郵便条約に基づくものであり、国際郵便を相手国で通関させるための条件ですね。
相手国では相手国のルールが適用されます。
つまり日本郵便の都合ではなく、相手国の通関の問題です。
その為、日本側の都合であれば不備の場合は日本で発送不可となりますが、相手国側でのものなので相手国の税関が通関許可を出さなくなります。
相手国の税関の判断ですので、通関しない返送されても返金されませんし、破棄されても補償されません。

Fedex等は郵便ではないので、この条約の影響を受けません。

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